リフォーム用語集
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リフォーム用語集
あ行
- RC造(アールシーぞう)
鉄筋コンクリート造。RCはReinforced Concrete(鉄筋コンクリート)の略。鉄筋で捕強したコンクリートを用いる工法で、圧縮や引っ張りに強いのが特徴。耐火性・耐震性にも優れる。
- アルコープ
壁の一部をくぼませた空間。廊下から奧まった玄関前スペースや、床の間、壁面を削ってつくった飾り棚などがこれにあたる。
- アイランドキッチン
シンクやコンロ、調理台など、キッチンユニットの一部を島(アイランド)のように 独立して配したキッチン。
- アプローチ
主に一戸建てで、門扉から玄関までの通路と、その周辺部分。
- イニシャルコスト
家づくりに必要な初期費用。工事費や設備費などが含まれる。(参照:ランニングコスト)
- ウォークインクローゼット
人が歩ける程度の広さを持つ衣類収納スペース。服以外にもバックやベッドリネンなどを収納したり、更衣室として利用することもできる。
- 打ち放しコンクリート
外壁・内壁・天井などにタイルなどの仕上げ材を張らず、コンクリートの表面をむき出しにしたスタイル。コンクリートそのものの量感がいかされる。
- ウッドデッキ
木製の部材で部屋の外へ張り出すようにつくったテラス。
- ALC
Autoclaved Light-weight Concreteの略。発泡剤を加えたセメントペーストを、高圧蒸気で加工してつくる軽量気泡コンクリート。耐火性・断熱性にすぐれ、主に壁材・床材に用いる。
- エアサイクルシステ厶住宅
壁の間に空気層を設け、空気を対流させて温度調節すように設計された省エネ型住宅のひとつ。夏は床下の冷たい空気を、冬は日あたりのある暖かい空気を循環させる。
- エクステリア
住宅外にある設備や空間全体。庭や外壁・門扉・駐車スペースなどをさす。内装をあらわすインテリアの対語。
- エコマテリアル
土や木、紙などの自然素材。シックハウス症候群が問題となる近年、体に有害な化学物質を含まないこれらの素材を壁や床に用いた住宅(健康住宅)が、特に注目を浴びている。
(参照:健康住宅・シックハウス症候群)
- S造(エスぞう)
→鉄骨造
- FRP(エフアールピー)
Fiber Reinforced Plasticsの略。プラスティックにガラス繊維を混ぜた素材。軽量ながら衝撃に強いのが特長で、浴槽の素材として用いられることが多い。
- オープンキッチン
ダイニング・リビングと同一空間につくられたキッチン。シンクやコンロをダイニングルームに向けて配置した対面式キッチンが人気。
(参照:クローズドキッチン)
- 大壁造り
柱が外に出ないように壁面内に収める壁構造。これに対して柱をあらわす方法を真壁造りという。
か行
- 開口部
採光・眺望・換気などの目的で、壁や屋根に設けられた穴状部分。一般的には出入口や窓を指すことが多い。
- 外構
屋外設備の総称。塀や門扉・花壇・外灯・駐車スペースなど。
- 瑕疵(かし)・瑕疵担保責任
瑕疵とは法律用語で、契約の対象物にある欠陥のこと。完成した住宅に契約内容と異なる部分や、破損・不具合などの瑕疵があった場合、買主は売主や工事を請け負った業者に瑕疵担保責任を追及し、損害賠償の請求や契約の解除をすることができる。
- 仮設工事
住宅の建築に必要な仮の設備をつくる工事。足場・工事用の電気・排水設備・仮囲いなどを一時的に設置し、建物完成後は撤去する。
- 可動間仕切り
自由に動かすことで、ひとつの部屋をオープンスペースとして使用したり、いくつかに区切ったりすることのできる間仕切り。
- 框(かまち)
窓や障子まわりの枠、あるいは床などの先端に付く横板。例えば、玄関から一段上がった住居部分の床先端に付く横板は「上がり框(かまち)」。
- 規格型住宅
住宅メーカーの規格による住宅。間取りや建材など、家づくりに関わる内容がほとんど規格化されているため自由度は少ないが、自由設計よりも低価格で家を建てられるのがメリット。
- 居室
住宅に設けられた部屋の総称。リビング・ダイニング・寝室など。
- 躯体(くたい)
建築物の骨組みを構成する重要部分。柱や梁・壁・床など。
- グラスウール
ガラスを網状に繊維化した素材。断熱材や吸音材として用いられることが多い。
- クローズドキッチン
リビングやダイニングから独立して配されたキッチン。(参照:オープンキッチン)
- 蹴上げ(けあげ)
階段一段の高さ。(参照:蹴込み板(けこみいた)・踏み面(ふみづら))
- 珪藻土(けいそうど)
海底や湖底に堆積した植物プランクトン(珪藻)が、長い年月を経て化石化した土。吸放湿性、消臭作用に優れ、結露・かび対策にも効果的。主に壁材として用いられる。
- 蹴込み板(けこみいた)
階段の垂直部分に取り付けられた板。この高さが蹴上げ(けあげ)にあたる。(参照:蹴上げ(けあげ)・踏み面(ふみづら)
- 健康住宅
シックハウス症候群の原因といわれるホルムアルデヒド・トルエンなどの化学物質を含まない建材(エコマテリアル)・塗料・接着剤を使用した住宅。(参照:エコマテリアル・シックハウス症候群・ホルムアルデヒド)
- 建築基準法
建築物の敷地・構造・用途などに関して守らなければならない最低基準を定めた法律。住宅の新築やリフォー厶も、この法律に抵触しない範囲で行わなければならない。
- 建築面積
建築物を見下ろしたときの平面上の広さ。上から垂直に光を当てた場合に、地面に映る影の面積とも言い換えられる。建坪。(参照:延べ床面積)
- 建ぺい率
敷地に対する建築面積の割合。建築面積を敷地面積で割った値を%で表示する。用途地域に応じて、建ぺい率や容積率の基準値が定められている。(参照:用途地域・容積率)
- コートハウス
中庭(court)を囲むように建てられた住宅スタイル。家の内側から光を取り込めるため室内が明るくなる、庭が完全なプライベート空間になるといったメリットがある。
- コーポラディブハウス
住宅購入希望者が事前に組合を結成し、共同で土地の取得・設計・工事発注などを行う住宅。土地・建築物は組合員の共有となる。
- 高気密・高断熱住宅
高性能の断熱材や遮熱・断熱ガラスを使用し、気密性と断熱性を高めた住宅。従来より少ない燃料で十分な冷暖房効果を得ることができ、経済的かつ省エネにもつながる。隙間風による白然換気ができないため、24時間換気が義務付けられている。
- 構造材
柱・梁など、建物を支える部分に使用される部材。
- 合板
木材の板を張り合わせた建材で、フローリングや壁などに使われる。無垢材と比較して、強度や木目にバラつきがなく、価格も手頃なのが特長。(参照:集成材・無垢材)
- 古材
古い家屋で使われていた部材。建替え時に以前の家の部材を再利用したり、古民家を解体したときに出る柱や梁・床材を利用して、アンティークな趣の家を建てるケースがある。
- 小屋裏
→ロフト
- コンクリート打ち放し
→打ち放しコンクリート
- 混構造
1階を鉄骨造、2階を木造というように建築物にいくつかの異なる構造材を併用すること。
さ行
- 採光
太陽光を室内に取り入れること。
- サイディング
外壁材の総称。材質はセメント・金属・セラミックなど。防火性や断熱性に優れる素材のものも多く開発されている。
- 在来工法(木造在来構法)
柱・梁・筋交いなどの骨組みを主要部分として建築物の構造をつくり上げる日本独白の伝統工法。多くの木造建築物がこの工法で建築されている。設計の自由度が高く、増改築を行いやすい、狭小敷地や変形敷地に対応しやすいといったメリットがある。
- サニタリー
衛生のための(sanitary)水まわり設備。洗面所・浴室・トイレなど。
- 軸組
木造住宅の屋根を支える壁部分。筋交い(すじかい)など。(参照:筋交い・梁)
- システ厶キッチン
キッチンで必要となる設備のサイズやデザインを一定の規格に基づいて製造し、パーツとして天板に組み込むキッチン。シンク・コンロ・収納・オープン・食器洗い機など、それぞれのニーズに合った設備を組み合わせることができる。
- 漆喰(しっくい)
消石灰に水・砂などを練り混ぜた材料。断熱性に優れ、塗り壁の仕上げ材として用いられる。
- シックハウス症候群
壁や床の部材、接着剤などに含まれる化学物質が原因となって、目やのどの痛み・頭痛・吐き気といった症状があらわれること。原因物質として有名なのは、ホルムアルデヒド・トルエンなど。(参照:ホルムアルデヒド)
- 集成材
複数の板材・角材を接着剤で張り合わせてつくられた木材。形状や大きさを自由に決められる、無垢材と比較して反りなどの変形が生じづらいといった特長があり、主に柱や梁などに用いられる。(参照日合板・無垢材)
- 人造大理石
天然石と樹脂を混ぜた素材。天然石よりもリーズナブルな価格で、耐久性・耐水性に優れる。浴槽・洗面台・キッチンのワークトップなどに用いられる。
- スキップフロア
各フロアを半階ごと(例:中二階)に設定したスタイル。通常ならばーフロアとなるスペースを上下に分割するため、狭いスペースの有効活用につながる。
- 筋交い(すじかい)
壁を補強するために、 骨組の中に斜めに取り付けた部材。
- スラブ
幅の広い石板や材木の平板・金属板など。
- スレート
本来は粘板岩を加工した板状素材のことだが、現在は石綿スレート(石綿とセメントを原料とした人工のスレート)を指すことが多い。主に屋根を葺くのに用いられる。
- 接道義務
都市計画区域内に建築物を建てる場合、敷地は幅4m以上の道路に、2m以上の間口で接していなければならないという義務。災害や事故発生時、道路や間口が狭いことで避難に支障をきたさないようにすることが目的。建築基準法に定められている。
- セントラルヒーティング
建築物の1ヶ所に設備したボイラーにより、 各部屋を暖房するシステム。温度設定を行うだけで、家全体を一定の暖かさに保つことができる。欧米の住宅に多く採用されている。
- ソーラーハウス
太陽エネルギーを発電や給湯システム.冷暖房などに利用する住宅。一般に、太陽光を集めるために機械裝置を使わず、間取りや建物の構造によって太陽光を利用するものをパッシブソーラーと呼ぶ。
- 外断熱
断熱材を建物の外側に施工する断熱工法。日本では、建物の内側に断熱材を充填する内断熱工法が主流だったが、外断熱工法も徐々に増えている。
た行
- 耐火構造
火災発生時などに、一定時間以上熱により破壊されることなく、耐えることのできる構造。耐火構造と認められる性能の基準は、政令により定められている。
- 耐力壁(たいりょくへき)
垂直及び水平の荷重に耐えられるように設置する壁。住宅を地震や風圧から守るという重要な役割を担っており、リフォーム時にも取り壊すことができない。
- ダクト
冷暖房や換気のための空気の通路となる管路。ガスや水を通すパイプをまとめて配管した筒を指す場合もある。
- たたき
床材を用いず、土・漆喰(しっくい)・コンクリートなどで仕上げた土間床。
- 建具
開口部や部屋の出入口にとりつけられるものの総称。窓や戸・扉・襖・障子など。
- 断熱材
熱伝導を防ぐ部材。外気を遮断し、室内の熱を逃がさないため、冷暖房の効果を高める働きをする。主に外壁や屋根に使用する。
- ツーバイフォー工法(2×4工法)
北米の伝統的木造建築法。枠組みに2インチ×4インチの木材を多く使うことから、こう呼ばれるようになった。合板パネルを組み合わせて屋根・壁・床をつくるため、枠組壁工法ともいわれる。耐震性・断熱性・気密性に優れるのが特長。
- 土壁
伝統的な和風住宅の手法で、土を使用して仕上げた壁。漆喰や珪藻土の壁も土壁の一種。
- 坪単価
1坪(3・3m2)当たりにかかった建築費。建物の本体価格を、坪換算した延べ床面積で割った値。(参照:延べ床面積)
- 鉄骨造
柱や梁を鉄骨で組み立てる工法で、耐震性に優れ、高層建築にも用いられる。使用する鉄骨の種類に応じて、軽量鉄骨造と重量鉄骨造がある。Steel(鉄)の頭文字をとって、S造ともいう。
- テラコッタタイル
赤褐色の粘土を原料とした紊焼きタイル。植木鉢やプランターだけでなく、最近では、外壁・内壁や床材に用いることも多い。
- 天窓
→トップライト
- 動線
建築物の中での人や物が動く軌跡を示した線。住居の設計では、家の中のさまざまな動線が互いに抵触することなく、スムーズに確保されるよう配慮しなければならない。
- トップライト
採光を目的として、屋根に造られる窓(天窓)、あるいはそこから入る光。一般的に壁面の窓からの採光と比較して、約3倍の効果があるとされる。
- ドライエリア
地下室がある建物の周囲を掘り下げた空掘り(からぼり)。地下室の採光・換気・防湿のため、建築基準法では地下室にドライエリアを設けることが原則として定められている。
な行
- 24時間換気システム
24時間連続して機械的に換気を行うシステム。シックハウス防止を目的に、平成15年建築基準法改正によりすべての住宅への設置が義務付けられた。
- 二世帯住宅
親世帯と子ども世帯の二世帯が同居する住宅。玄関口は別々の場合が多いが、間取りは完全独立型からリビング・キッチン共有型までさまざま。税金や公的融資の優遇措置を受けられる場合がある。
- 日影規制
住宅の日照を保護するために、中高層建築物により生ずる日影が、まわりの敷地にかかるのを一定時間内に抑える規制。
- 布基礎(ぬのきそ)
建築物の柱や壁などに沿ってつくられる下部構造(基礎)。連続基礎ともいう。鉄筋コンクリートで造られることが多い。
- 根太(ねだ)
床を支える骨組。床下の下地として、角材を水平に張りめぐらせたもの。
- 延床面積
各階の床面積の合計。(参照:建ぺい率・容積率)
は行
- ハイサイドライト
高窓。目線よりも高い位置に取り付けられた窓。
- パティオ
スペイン語で中庭の意味。
- パネル工法
工場生産したパネルを組み立てて骨組みをつくり、建築物の構造を面(耐力壁)で支える工法。2×4工法・木質パネル工法・鉄骨で枠を組む鉄骨壁パネル工法などがこれに含まれる。耐震性にすぐれる。
- パネルヒーティング
床・壁・天井などに埋設した温水パイプや電熱線の熱を利用した放射暖房システ厶。ファンヒーターなど一般的な暖房装置と比較して、空気が汚れないことや暖房効果が穏やかなことなどのメリットがある。(参照:放射暖房)
- はめごろし窓
開閉できない固定式窓。窓枠にガラスなどが直接取り付けてある場合が多い。
- バリアフリー住宅
高齢者や障害者が安全で快適に生活できるように、その妨げとなる障壁(バリア)を取り去る設計・施工がなされた住宅。段差をなくしスロープにする、階段や浴室に手すりを設ける、通路をすべて車椅子でも通れる幅にするなど、さまざまな工夫が取り入れられている。
- 梁(はり)
柱の上に横に渡される構造材。上方からの荷重を柱に伝え、柱とともに屋根を支える重要な働きを担う。
- パントリー
食料品及び食器置き場。キッチンに隣接して設け、保存食・食器類・テーブルリネン類などを収納する場所。
- 標準仕様
新築の一戸建てやマンションに、メーカーがあらかじめ設定している機能・設備・外装・内装など。坪単価は通常、標準仕様をもとに計算される。標準仕様以外のものはオプション扱いとして、別途費用が必要になる場合が多い。
- ビルトイン
造り付けの構造。壁面に組み込まれたエアコンやクローゼットのほか、システムキッチンのキャビネットに組み込まれたオーブン・食洗機・洗濯機などがこれにあたる。
- ピロティ
建物の1階部分で、階上のフロアを支える柱だけに囲まれた、壁のない空間のこと。住宅ではガレージとして使われることが多い。
- ファサード
建物を正面から見た外観。
- 吹き抜け
二階以上部分の高さにまたがって床のない空間。天井が高く、開放的な雰囲気になるため、玄関ホールやリビングに取り入れられることが多い。
- 複層ガラス
→ペアガラス
- 踏面(ふみづら)
階段の足でのる水平部分。(参照:蹴込み板(けこみいた)・蹴上げ(けあげ))
- プレハブ工法
工場で床・壁・天井といった部材を生産し、途中まで組み立てた状態で現場へ運んで仕上げる工法。用いる素材によって、木質系・鉄骨系・コンクリート系などがある。工期が短くすむのが特長。
- フローリング
木質材料を張った床の総称。無垢材(天然木の板)を用いた単層フローリングと、合板の表面に天然木を接着した板材を用いた複合フローリングがある。(参照:無垢材)
- ペアガラス
2枚のガラスの間に空気層を挟んで密閉したガラス。断熱性にすぐれ、冷暖房効率のアップ、結露防止などの効果がある。
- 防火構造
外壁や軒裏に、周囲で火災が発生した場合でもある程度は延焼を防ぐことができる性能が備わった構造。鉄網モルタル塗・漆喰壁など。
- 放射暖房
ヒーターそのものの温度を上げることで、その周囲の空気を間接的に暖める方式。温風で直接部屋を暖める対流暖房と比較して、空気が汚れず暖房効果が穏やかなのがメリット。オイルヒーターや床暖房などがこれにあたる。輻射暖房ともいう。
- ホルムアルデヒド
シックハウス症候群の原因のひとつとされる揮発性有機化合物。刺激臭があり、大量に吸い込むことで頭痛・吐き気といった中毒症状を起こす。接着剤・塗料・合成樹脂に使用されており、壁紙や合板を使用したフローリング・家具などを媒介して空気中に放散される。
ま行
- 間柱
壁の下地とするために、柱と柱の間に立てられる細い柱。
- 無垢材
天然木そのものを製材した木材。張り合わせ加工を行っていないため、接着剤などが原因となる有害物質が発生しない。一般に集成材より高価。(参照:集成材)
- メゾネット
マンションや集合住宅で、複数階層にまたがって居室を持つ住居。
- メラミン榿脂
メラミンとホルムアルデヒドの縮合によってできる樹脂。硬度が高く、耐熱性・耐水性に優れるのが特長。建具の化粧合板やキッチンのワークトップ・テーブル・食器などに用いられる。
- 木造軸組構法
→在来工法
- モジュール
設計の基準となる単位寸法。ル従来、日本では尺を基準とする尺モジュール(約90cm)が採用されてきたが、近年は1mを基準とするメーターモジュールを採用することも多い。
- モルタル
セメントに水と砂を練り混ぜた材料。外壁や タイルなど、左官材料として用いる。
や行
- ユーティリティー
主に洗濯やアイロンがけなどに使われる家事スペース。キッチンの隣に配されることが多い。
- ユニット工法
住宅をいくつかのユニットに分けた上で、それぞれを工場で仕上げに近い状態まで完成させ、現場ではユニットの組み立てのみを行う工法。品質が安定し、工期が短いのが特長。
- ユニットバス
天井・床・壁からバスタブに至るまで、浴室の設備すべてを一体としてFRP(プラスチック複合材料)などの箱に組み込んだバスルーム。水漏れの心配がなく、工期が短いという特長がある。メーカーによってはシステ厶バスと呼ぶ場合がある。
- ユニバーサルデザイン
障害者や高齢者、および健常者の区別なく、できるかぎりすべての人が使いやすいように配慮されたデザインのこと。
- 輸入住宅
北米やヨーロッパから輸入した部材や建具を使い、設計やインテリアのデザインも海外の方式にならって建築される住宅。
- 容積率
敷地面積に対する建物の延床面積(各階の床面積の合計)の割合。用途地域ごとに許容水準が定められている。
- 用途地域
都市計画法により、建築物の用途に一定の制限が設けられた地域。低層住宅専用地域や商業地域などがある。
ら行
- ラーメン構造
ラーメンとはドイツ語で枠の意味。柱と梁の接合点を頑丈に固定した枠組み。耐震性にすぐれ、変形しづらいのが特長。筋交いがないため、開口部を大きく取ったり、広い空間づくりをしたい場合に適している。
- ランニングコスト
実際に住み始めてから、住居にかかる費用。光熱費・管理費・修繕積立費など。(参照:イニシャルコスト)
- ルーフガーデン
屋上庭園。
- ルーフバルコニー
下階住居の屋上部分を利用したバルコニー。通常のバルコニーより広く、マンションの最上階住居に設置されている場合が多い。
- ログハウス
丸太を積み上げてつくった家。丸太組み工法で建てられる。近年は住宅としても人気があり、海外からすべての部材がセットになったログハウスキットを輸入し、自分で建てる場合もある。
- ロフト
屋根裏部屋。小屋裏とも呼ぶ。主に収納スペースや物置として使われるが、はしごで出入りする独特の雰囲気を好んで、書斎やホビールームとして利用する場合もある。
わ行
- ワークトップ
キッチンの作業台。調理や配膳に使われるほか、広いワークトップの一部をカウンターとして食事スペースにする場合もある。主な材質はステンレス・メラミン樹脂・人造大理石など。
- 枠組壁工法
→ツーバイフォー工法